フグの取り扱い量が日本一の山口県下関市で、今シーズンの初競りが行われました。入荷量は豊漁だった去年の6割ほどにとどまりましたが、価格は1キロ当たり最高で1万3000円と平年並みになりました。
下関市の南風泊市場には山口県沖の日本海などでとれた天然のトラフグ、およそ350キロが入荷し、午前3時半前から初競りが始まりました。そして、競り人と仲買人が筒状の袋の中で指を握りあって値段を決める「袋競り」という独特の方法で、次々にフグが競り落とされました。ことしは水温が高かったためにフグの成長が心配され、28日の入荷量も豊漁だった去年の6割ほどにとどまりました。一方で、価格は1キロ当たり最高で1万3000円と平年並みになりました。卸売会社の松村久社長は「これほど高い水温は初めてで、フグへの影響を心配しましたが、ようやく涼しくなり、安心しました。これから皆さんにおいしいフグを楽しんでもらいたい」と話していました。フグの競りは来年の春まで続き、主に東京や大阪に出荷されます。
Tuesday, October 19, 2010
猛暑でコメ仮渡し金引き上げ
この夏の猛暑の影響で、新潟県産のコシヒカリは最も品質がよい1等米よりも価格の安い2等米の比率が過去最も高くなっていて、「JA全農にいがた」は、事前に農家に支払う「仮渡し金」の額を2等米について特別に引き上げて農家の支援に乗り出しました。
新潟県産のコシヒカリは通常、その年の新米の80%程度、悪い年でも半分程度は最も品質がよい1等米に選別されていますが、ことしは、この夏の猛暑で生育が不十分なコメが多く、新米のうち1等米の比率は16%と価格の安い2等米の比率が過去最も高くなっています。このためJA全農にいがたは、卸売り価格などを想定して毎年夏に金額を決めて事前に農家に支払う「仮渡し金」の額をことしは2等米について特別に引き上げ、農家を支援することになりました。引き上げ額は60キロ当たり500円で、最も高い「魚沼産」の場合、2等米で60キロ当たり1万5500円になります。卸売り価格はコメ余りの影響でことしも全国的に値下がりが続いていて、JA全農にいがたは「猛暑によるコメ農家の減収を少しでも補いたい」としています。
新潟県産のコシヒカリは通常、その年の新米の80%程度、悪い年でも半分程度は最も品質がよい1等米に選別されていますが、ことしは、この夏の猛暑で生育が不十分なコメが多く、新米のうち1等米の比率は16%と価格の安い2等米の比率が過去最も高くなっています。このためJA全農にいがたは、卸売り価格などを想定して毎年夏に金額を決めて事前に農家に支払う「仮渡し金」の額をことしは2等米について特別に引き上げ、農家を支援することになりました。引き上げ額は60キロ当たり500円で、最も高い「魚沼産」の場合、2等米で60キロ当たり1万5500円になります。卸売り価格はコメ余りの影響でことしも全国的に値下がりが続いていて、JA全農にいがたは「猛暑によるコメ農家の減収を少しでも補いたい」としています。
こんにゃくゼリー 安全指標を
こんにゃく入りゼリーをのどに詰まらせて死亡する事故が相次いだ問題で、消費者庁は、専門家などが参加した研究会を立ち上げ、安全の基準となるゼリーの大きさや硬さなどを具体的な数値で示す指標を年内に新たに作ることになりました。
こんにゃく入りゼリーを子どもがのどに詰まらせて死亡する事故が相次いだ問題をめぐり、消費者庁は、当初、7月中に規制するかどうかを判断する考えを示していましたが、「実験結果が十分に得られていない」として結論を先送りしていました。消費者庁は27日、医師や製品安全の専門家など7人が参加した研究会を立ち上げ、会議の冒頭、福嶋浩彦長官が「事故はおととし以来起きていないが、安心できる状況だとは思っていない」と述べました。研究会は、ゼリーの大きさや硬さ、それにのどへの吸い込まれやすさについて実験を行ったうえで、製品のサンプルを作り、安全性を検証することにしていて、安全の基準となる具体的な数値で示す指標を年内に新たに作ることになりました。そのうえで消費者庁は、メーカーに対し、窒息のリスクを減らすための具体的な改善を求めることにしています。
こんにゃく入りゼリーを子どもがのどに詰まらせて死亡する事故が相次いだ問題をめぐり、消費者庁は、当初、7月中に規制するかどうかを判断する考えを示していましたが、「実験結果が十分に得られていない」として結論を先送りしていました。消費者庁は27日、医師や製品安全の専門家など7人が参加した研究会を立ち上げ、会議の冒頭、福嶋浩彦長官が「事故はおととし以来起きていないが、安心できる状況だとは思っていない」と述べました。研究会は、ゼリーの大きさや硬さ、それにのどへの吸い込まれやすさについて実験を行ったうえで、製品のサンプルを作り、安全性を検証することにしていて、安全の基準となる具体的な数値で示す指標を年内に新たに作ることになりました。そのうえで消費者庁は、メーカーに対し、窒息のリスクを減らすための具体的な改善を求めることにしています。
熊野本宮大社 屋根のふき替え
世界遺産に登録されている和歌山県の熊野本宮大社で、社殿の屋根を40年ぶりにふき替える作業が始まりました。
和歌山県田辺市にある熊野本宮大社の社殿は、ひのきの皮を1枚1枚重ね合わせた「ひわだぶき」の屋根が特徴で、国の重要文化財に指定されています。屋根のふき替えは、老朽化のため4つの社殿で行われ、27日は、このうち古くなった第3殿の屋根をはがす作業が始まりました。作業員は社殿の屋根に登り、ひのきの皮を工具を使って慎重にはがしていました。屋根のふき替えは昭和43年以来およそ40年ぶりで、神門などの修復とあわせた総工事費は3億5000万円余りに上るということです。熊野本宮大社では今後、4つの社殿で順次、屋根のふき替えが行われ、作業は2年後の平成24年9月までに終える予定です。
和歌山県田辺市にある熊野本宮大社の社殿は、ひのきの皮を1枚1枚重ね合わせた「ひわだぶき」の屋根が特徴で、国の重要文化財に指定されています。屋根のふき替えは、老朽化のため4つの社殿で行われ、27日は、このうち古くなった第3殿の屋根をはがす作業が始まりました。作業員は社殿の屋根に登り、ひのきの皮を工具を使って慎重にはがしていました。屋根のふき替えは昭和43年以来およそ40年ぶりで、神門などの修復とあわせた総工事費は3億5000万円余りに上るということです。熊野本宮大社では今後、4つの社殿で順次、屋根のふき替えが行われ、作業は2年後の平成24年9月までに終える予定です。
受動喫煙 年間6800人死亡
他人のたばこの煙を吸い込む「受動喫煙」によって、肺がんや心筋こうそくで死亡する人は、国内で年間およそ6800人に上るという推計を国立がん研究センターのグループがまとめました。
この推計は、東京で開かれた受動喫煙対策をテーマにしたシンポジウムで国立がん研究センターのグループが発表したものです。研究グループでは、国内外の論文のデータを参考に、たばこを吸わず、肺がんや心筋こうそくで死亡した人を「受動喫煙」があったかどうかで2つのグループに分け比較しました。その結果、こうした病気で死亡する危険は受動喫煙があるほうが、ない場合に比べ、1.3倍程度高まることがわかりました。これを国内の統計に当てはめて分析すると、受動喫煙の影響による死亡は、肺がんでは女性でおよそ1500人、男性でおよそ650人、心筋こうそくでは女性でおよそ3100人、男性でおよそ1600人と推計されるということです。受動喫煙による年間の死亡者は、少なくともおよそ6800人となる推計で、このうち半分余りは職場、残りが家庭での受動喫煙が原因とみられるとしています。研究をまとめた片野田耕太研究員は「健康被害を防ぐには、特に職場での全面禁煙が欠かせない。喫煙する人は、たばこの煙で死亡する人がこれだけいるということを知ってほしい」と話しています。
この推計は、東京で開かれた受動喫煙対策をテーマにしたシンポジウムで国立がん研究センターのグループが発表したものです。研究グループでは、国内外の論文のデータを参考に、たばこを吸わず、肺がんや心筋こうそくで死亡した人を「受動喫煙」があったかどうかで2つのグループに分け比較しました。その結果、こうした病気で死亡する危険は受動喫煙があるほうが、ない場合に比べ、1.3倍程度高まることがわかりました。これを国内の統計に当てはめて分析すると、受動喫煙の影響による死亡は、肺がんでは女性でおよそ1500人、男性でおよそ650人、心筋こうそくでは女性でおよそ3100人、男性でおよそ1600人と推計されるということです。受動喫煙による年間の死亡者は、少なくともおよそ6800人となる推計で、このうち半分余りは職場、残りが家庭での受動喫煙が原因とみられるとしています。研究をまとめた片野田耕太研究員は「健康被害を防ぐには、特に職場での全面禁煙が欠かせない。喫煙する人は、たばこの煙で死亡する人がこれだけいるということを知ってほしい」と話しています。
世界の異常気象で専門家会合
世界各地で異常気象とみられる被害が起きているなかで、国際的な学術団体が主催する専門家会合がフランスのパリで始まり、地球温暖化が異常気象に影響する仕組みなど、さまざまな研究報告が行われています。
この専門家会合は、世界気象機関などが支援する国際的な学術団体が主催しているもので、各国から100人を超す研究者が出席し、27日から3日間の日程でパリにあるユネスコ=国連教育科学文化機関の本部で開かれています。ことしは、ロシアや日本で猛暑によって深刻な影響が出ているほか、パキスタンでは大雨によって大規模な洪水が起きるなど、世界各地で異常気象によるものとみられる被害が報告されています。しかし、異常気象が起きるメカニズムについては不明な点も多く、この専門家会合では、とりわけ重要な研究テーマとなっている地球温暖化と異常気象との関係について、さまざまな研究報告が行われることになっています。このうち、日本から参加した国立環境研究所の江守正多室長は、シミュレーションモデルを使って、温暖化によって大雨が増えるメカニズムについて報告するとともに、熱帯地域での大雨の予測が難しいことからさらに研究が必要だと指摘しました。この専門家会合では、最終日の29日に、異常気象による被害を軽減していくために必要な研究について提言をまとめることにしています。
この専門家会合は、世界気象機関などが支援する国際的な学術団体が主催しているもので、各国から100人を超す研究者が出席し、27日から3日間の日程でパリにあるユネスコ=国連教育科学文化機関の本部で開かれています。ことしは、ロシアや日本で猛暑によって深刻な影響が出ているほか、パキスタンでは大雨によって大規模な洪水が起きるなど、世界各地で異常気象によるものとみられる被害が報告されています。しかし、異常気象が起きるメカニズムについては不明な点も多く、この専門家会合では、とりわけ重要な研究テーマとなっている地球温暖化と異常気象との関係について、さまざまな研究報告が行われることになっています。このうち、日本から参加した国立環境研究所の江守正多室長は、シミュレーションモデルを使って、温暖化によって大雨が増えるメカニズムについて報告するとともに、熱帯地域での大雨の予測が難しいことからさらに研究が必要だと指摘しました。この専門家会合では、最終日の29日に、異常気象による被害を軽減していくために必要な研究について提言をまとめることにしています。
福島県で震度4
29日午後5時ごろ、福島県で震度4の揺れを観測する地震がありました。この地震による津波の心配はありません。
各地の震度は▽震度4が福島県郡山市と白河市、須賀川市、下郷町、それに泉崎村で、▽震度3が福島県会津若松市や田村市、茨城県日立市、栃木県大田原市、新潟県阿賀町などでした。また東北南部から関東、新潟県、長野県、それに石川県にかけての広い範囲で震度2や1の揺れを観測しました。気象庁の観測によりますと震源地は福島県中通りで、震源の深さは20キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.8と推定されています。気象庁は、この地震の直後に福島県で震度5弱以上の強い揺れが予測されるとして緊急地震速報を発表しましたが、観測された揺れは最大で震度4でした。気象庁は「緊急地震速報は地震直後のわずかな時間で揺れを予測するため、震度にして1段階程度の誤差がある。予測の精度に限界があることを理解してほしい」と話しています。
各地の震度は▽震度4が福島県郡山市と白河市、須賀川市、下郷町、それに泉崎村で、▽震度3が福島県会津若松市や田村市、茨城県日立市、栃木県大田原市、新潟県阿賀町などでした。また東北南部から関東、新潟県、長野県、それに石川県にかけての広い範囲で震度2や1の揺れを観測しました。気象庁の観測によりますと震源地は福島県中通りで、震源の深さは20キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.8と推定されています。気象庁は、この地震の直後に福島県で震度5弱以上の強い揺れが予測されるとして緊急地震速報を発表しましたが、観測された揺れは最大で震度4でした。気象庁は「緊急地震速報は地震直後のわずかな時間で揺れを予測するため、震度にして1段階程度の誤差がある。予測の精度に限界があることを理解してほしい」と話しています。
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